2009年09月18日
軽度と言われ・・・
軽度の三角頭蓋と診断されたY君とM君の事を書きたいと思います。
二人とも、「軽度」と診断され、どちらも手術を受けませんでした。
まずY君から・・・
Y君は軽度の三角頭蓋と診断されていましたが、言葉は出ていました。 ゆうと同級生の当時3歳少し前。
でも、会話は出来ません。 覚えた単語をひたすら喋るだけで、会話は成立しませんでした。
Y君は、たぶん自閉症も少し入っていたのではないかと思います。 多動がすごくて、物へのこだわりも強くありました。
自動車が好きで、一目みてそのメーカーや車種を言い当てました。 自動車に関しては博士でした(笑)
そんなY君のお母さんは、手術を拒否しました。 理由は「言葉は出てるんだから、多動で痛い思いはさせない!年齢と共に落ち着いてくるはずだから!」との理由でした。
Y君はゆうと同じく普通の幼稚園、小学校へと進学しました。 通常学級です。 しかし、多動がひどかったので、休み時間に2階のエントランスから身を乗り出し、あわや落下する寸前だった事も!!
でも、普通クラスで頑張ってますよ♪ これは小3くらいの話で、最近は連絡をとってないのでわからないのですが・・・
Y君のお母さんは、とても前向きで明るく、行動的な人でした。 療育訓練に通う回数は少なかったけど、家庭での療育はバッチリだったと思います(^^)
もう一人のM君は、こちらもゆうと同級生で同じく軽度と診断されていました。
M君の場合は診断を受けたのはゆうが手術をやめてしばらくしてからの事で、真面目でいつも一生懸命なお母さんは手術の事で思いつめて軽いウツ状態になっていました。 そんな時に、それを見かねた彼女の兄弟が私の事を知って「話をしてもらえないか?」とお願いされました。
何度か電話で話しをしているうちに、彼女も前向きにM君の事に向き合えるようになって行きました。
M君ママは私と同級生で共通点も多く、なんと言っても同姓同名だったのが一気に距離を縮めてくれました(笑)
彼女は、積極的にも勉強会に参加し、後に発達障害親の会の中心メンバーとして活躍するくらいにまでなりました。
M君ママは頑張っていました。 でも、一向に言葉の伸びないM君に焦りを感じ、周りの止めるのも聞かずオペをする事に決めたのでした。
しかし、その頃は三角頭蓋の手術に関して病院側がとても神経質になっていたので、軽度と診断された子は手術を受けられませんでした。
M君ママは何度も先生にお願いしましたが、結局オペは受けられませんでした・・・。
その後、M君はありとあらゆる訓練を頑張っていました。
2年前に状況を聞いた時には、M君も普通クラスで頑張っていました。 お勉強の方は全然ダメでしたが、運動神経が人並み外れていた事に気付いたらしく、スポーツでその能力を開花させていました。
二人ともオペはしていませんが、普通学級に在籍し頑張っていますよ♪
ゆうもそうですが、みんな勉強面では遅れがあります(^^;)
でも、毎年よく担任の先生に言われるのが・・・「ゆう君より成績の悪い子はもっといますよ☆」との事なので、さほど気にしてません(笑)
二人とも、「軽度」と診断され、どちらも手術を受けませんでした。
まずY君から・・・
Y君は軽度の三角頭蓋と診断されていましたが、言葉は出ていました。 ゆうと同級生の当時3歳少し前。
でも、会話は出来ません。 覚えた単語をひたすら喋るだけで、会話は成立しませんでした。
Y君は、たぶん自閉症も少し入っていたのではないかと思います。 多動がすごくて、物へのこだわりも強くありました。
自動車が好きで、一目みてそのメーカーや車種を言い当てました。 自動車に関しては博士でした(笑)
そんなY君のお母さんは、手術を拒否しました。 理由は「言葉は出てるんだから、多動で痛い思いはさせない!年齢と共に落ち着いてくるはずだから!」との理由でした。
Y君はゆうと同じく普通の幼稚園、小学校へと進学しました。 通常学級です。 しかし、多動がひどかったので、休み時間に2階のエントランスから身を乗り出し、あわや落下する寸前だった事も!!
でも、普通クラスで頑張ってますよ♪ これは小3くらいの話で、最近は連絡をとってないのでわからないのですが・・・
Y君のお母さんは、とても前向きで明るく、行動的な人でした。 療育訓練に通う回数は少なかったけど、家庭での療育はバッチリだったと思います(^^)
もう一人のM君は、こちらもゆうと同級生で同じく軽度と診断されていました。
M君の場合は診断を受けたのはゆうが手術をやめてしばらくしてからの事で、真面目でいつも一生懸命なお母さんは手術の事で思いつめて軽いウツ状態になっていました。 そんな時に、それを見かねた彼女の兄弟が私の事を知って「話をしてもらえないか?」とお願いされました。
何度か電話で話しをしているうちに、彼女も前向きにM君の事に向き合えるようになって行きました。
M君ママは私と同級生で共通点も多く、なんと言っても同姓同名だったのが一気に距離を縮めてくれました(笑)
彼女は、積極的にも勉強会に参加し、後に発達障害親の会の中心メンバーとして活躍するくらいにまでなりました。
M君ママは頑張っていました。 でも、一向に言葉の伸びないM君に焦りを感じ、周りの止めるのも聞かずオペをする事に決めたのでした。
しかし、その頃は三角頭蓋の手術に関して病院側がとても神経質になっていたので、軽度と診断された子は手術を受けられませんでした。
M君ママは何度も先生にお願いしましたが、結局オペは受けられませんでした・・・。
その後、M君はありとあらゆる訓練を頑張っていました。
2年前に状況を聞いた時には、M君も普通クラスで頑張っていました。 お勉強の方は全然ダメでしたが、運動神経が人並み外れていた事に気付いたらしく、スポーツでその能力を開花させていました。
二人ともオペはしていませんが、普通学級に在籍し頑張っていますよ♪
ゆうもそうですが、みんな勉強面では遅れがあります(^^;)
でも、毎年よく担任の先生に言われるのが・・・「ゆう君より成績の悪い子はもっといますよ☆」との事なので、さほど気にしてません(笑)
Posted by ミラクル at 23:06│Comments(2)
この記事へのコメント
ミラクルさんこんばんは(*^_^*)
またまた貴重なお話をありがとうございましたm(__)m
正直、今、気持ちが日々揺れ動いてます。
手術で子供の体に負担をかけなくても、親の努力で伸ばしてやることができる…。ミラクルさんのように頑張ろう!いや、でも、誰もがゆうくんのように伸びるとは限らない…なるべく年齢の低いうちに手術した方が効果が出る…。いやいや、でも…!!
こんなに気持ちが揺れているなんて、情けない親ですね。
Y君とM君は、普通学級に通ってるんですね!特にM君はスポーツで能力を開花させたんですね。もし手術していたら、数年間は運動も制限されて(たぶん制限されると予想してます)その才能は埋もれてしまったかもしれないですね。
うちの子も運動が好きなんです。高い所から飛び降りたり、逆さ吊りにして振りまわされるのが大好きで(^^ゞ
手術したら、そんなことはできないですよね…。
ミラクルさん、色々な記事を、本当にありがとうございますm(__)m
またまた貴重なお話をありがとうございましたm(__)m
正直、今、気持ちが日々揺れ動いてます。
手術で子供の体に負担をかけなくても、親の努力で伸ばしてやることができる…。ミラクルさんのように頑張ろう!いや、でも、誰もがゆうくんのように伸びるとは限らない…なるべく年齢の低いうちに手術した方が効果が出る…。いやいや、でも…!!
こんなに気持ちが揺れているなんて、情けない親ですね。
Y君とM君は、普通学級に通ってるんですね!特にM君はスポーツで能力を開花させたんですね。もし手術していたら、数年間は運動も制限されて(たぶん制限されると予想してます)その才能は埋もれてしまったかもしれないですね。
うちの子も運動が好きなんです。高い所から飛び降りたり、逆さ吊りにして振りまわされるのが大好きで(^^ゞ
手術したら、そんなことはできないですよね…。
ミラクルさん、色々な記事を、本当にありがとうございますm(__)m
Posted by CHOCO at 2009年09月19日 01:39
CHOCOさん、おはようございます♪
悩んでるお気持ち、よ~~~~くわかります。 全然情けなくないですよ~!悩んで当然です!!かつて自分もそうでしたから・・・。 逆に悩まない方がおかしいと思いますけど?
この決断が難しいんですよね。 とても苦しかったです。
確かにオペをしなくても伸びるかも知れない、でも伸びないかもしれない(伸びないって事はまずないと思いますが・・・)、オペを受けるとしても・・・どちらにしてもカケみたいなものですから厳しいですよね(泣)
まずはCHOCOさんたち夫婦がお子さんに何を望むかではないのですか? あくまでも普通に!を望むのか・・・普通に大学行っていい会社に就職して・・・って感じ?
それとも、とにかく自立さえしてくれればいい・・・親が居なくなった後でも一人で生きて行けるだけの生活力をつけてあげることなのか?
それぞれの家庭で、我が子に望む生き方みたいなものってあると思いますが、私たちはゆうが自分らしく楽に生きて行ける事、人の助けを受けながらでもかまわないからちゃんと親が居なくなっても生活していけるようになる事が目標ですよ♪
長い将来を見据えて、我が子の幸せを考えて・・・たくさん悩みましょう(笑) 苦しいけど、きっと悩んだ分後から幸せはやってくると信じましょうね♪
ガンバレ!(*^^*)
悩んでるお気持ち、よ~~~~くわかります。 全然情けなくないですよ~!悩んで当然です!!かつて自分もそうでしたから・・・。 逆に悩まない方がおかしいと思いますけど?
この決断が難しいんですよね。 とても苦しかったです。
確かにオペをしなくても伸びるかも知れない、でも伸びないかもしれない(伸びないって事はまずないと思いますが・・・)、オペを受けるとしても・・・どちらにしてもカケみたいなものですから厳しいですよね(泣)
まずはCHOCOさんたち夫婦がお子さんに何を望むかではないのですか? あくまでも普通に!を望むのか・・・普通に大学行っていい会社に就職して・・・って感じ?
それとも、とにかく自立さえしてくれればいい・・・親が居なくなった後でも一人で生きて行けるだけの生活力をつけてあげることなのか?
それぞれの家庭で、我が子に望む生き方みたいなものってあると思いますが、私たちはゆうが自分らしく楽に生きて行ける事、人の助けを受けながらでもかまわないからちゃんと親が居なくなっても生活していけるようになる事が目標ですよ♪
長い将来を見据えて、我が子の幸せを考えて・・・たくさん悩みましょう(笑) 苦しいけど、きっと悩んだ分後から幸せはやってくると信じましょうね♪
ガンバレ!(*^^*)
Posted by ミラクル at 2009年09月19日 10:26