2008年05月29日

お悩み相談 1

またまたダイちゃんのお母さんからの相談メールが・・・

ダイちゃんは自閉症! 現在小学校4年生、今年の4月から新しい学校に転校しました。

周りにはダイちゃんの様子を知る人が全く居ない状況の中、担任になった先生は「見たところ普通そうだし、みんなには障害の事は言わずにこのままでやって行きたいと思います。」と言われたそうです。

話し合いの結果、しばらくは様子を見ることに・・・

ですが、しばらくしてトラブル発生!!

ある日、ダイちゃんはとなりの席の女の子から「貴方の事キライ!」と言われたそうです。

お母さんは息子から事情を聞いた後 早速担任の先生へ電話をし、「こういう事があったようなのですが、何か変わった様子はありましたか?」と確認したそうです。

担任の先生はその翌日に、その女の子たちとダイちゃんを呼んで話し合いをしたそうです。 

女の子たちは「逆に私たちがダイちゃんにキライと言われんだ!」と言って来たそうで、今回はダイちゃんの勘違いだと片付けられてしまったそうです。

その時に担任の先生に「お母さんがこんなに過剰な反応をするのであれば、今後責任はもてません!」と強く言われたそうで、ダイちゃんママは《自分のせいで息子がやりにくい状況に追い込まれたのでは?》とすごく悩んでいました。

さて、実際にはどうだったのでしょうか?

ゆうの時にも何度か経験しましたが、相手が弁のたつ子だとあれやこれやで言い訳などをして、自分の思った事を上手く伝えられない、言葉の不自由だったゆうの方が最終的には悪者にされ、結果、《自分は悪くない!》事を上手く伝えられないゆうはパニック状態に陥ったりした事がありました。

今回、担任の先生は女の子たちの言い分を聞いた訳ですが、果たしてそれが正しい真実だったのでしょうか? 

私個人の想いとしては、当事者だけの話を聞くのではなく、もっと周りの子供たちからも聞き取り調査をしてもらいたかったと思います。

お母さんも納得しないままダイちゃんが誤る羽目になったようなのですが・・・なんかすごく悲しかったです。

側に居て、もっとダイちゃんの様子がわかっていたのならば何かもっといいアドバイスが出来たかも知れないけど・・・今はただダイちゃんママの苦しい心の内を聞いてあげる事しか出来なくて・・・

ダイちゃんママ、今度の先生にはかなり苦戦しています。

このトラブルは2週間程前の事なのですが、今日もまた別の心配事メールが届きました。

またまた担任の先生との考えの違いからによるトラブルでした・・・。






Posted by ミラクル at 22:07│Comments(2)
この記事へのコメント
同じ教職に就いている自分として、何とかしてあげたい。
担任の先生だけでなく、学年主任や養護教諭、教頭にもお話を聴いてもらうのもいいかもしれません。
ただ、小学校では「学級王国」のようになりますから、なかなか他の先生が入り込めないところがあり、大変ですが、支援を必要としている場合には、有効な手段だと思います。
自分は中学校ですが、生徒指導の時には、じっくりと話を聞きます。
それも、一人ずつでないと子ども同士で勝手に話を合わせてしまうので注意しています。
担任の先生も、ダイくんのママのお話を聴いて、寄り添うような指導をしてくれることを願っています。
お互いが理解して初めて生きた指導ができますからと伝えたい。
同じ教師でも、人によって切り込み口が違うので、多くの方が関わりを持つことが大切だと思いますが・・・。
老婆心から、勝手なことばかり書いてしまってごめんなさい。
Posted by 山田先生山田先生 at 2008年05月29日 22:28
山田先生、アドバイスありがとうございます。 そうですね! 養護教員や教頭先生などにもお話しを聞いてもらうっていいかもしれません!!

担任の先生と親がお互い理解し合う事はとても重要な事だと思っています。 でも、残念な事にすべての先生がその親の申し入れに耳を傾けてくれる訳ではないのも事実です。
お互い人間同士ですからね・・・どうしても感情的になってしまったり、行き違いになってしまう事はあります。

ダイちゃんのお母さんはどちらかといえば、そういった自分の想いを伝える事がニガテな人です。 今回の事もかなり苦しんでいると思います。

人とのお付き合いって・・・ホント難しいですね(^^;)
Posted by ミラクル at 2008年05月30日 21:53
 
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