2008年02月22日

辛かった時期

3歳までのゆうは、まるで野生の猿のようでした。

言葉も通じない。 

すぐに噛み付く!

パニックを起こしたら手がつけらない!

毎日、この子とどうやって向き合ったらよいのかわからず思い悩む日々・・・


保育園を探して歩いてもなかなか受け入れてもらえず、中には「もしかしてこの子、知的が入ってますか?」と明らかに怪訝そうな顔を見せる園長も・・・

普通ならこちらが選ぶはずの保育園にことごとく断られ、仕事を辞めるわけにもいかず途方にくれていたあの頃・・・

兄弟たちからも「ゆうの面倒はみれない」と言われ、親戚が大勢集まる場所にもパニックを起こす為に連れていけない・・・

「しつけが出来ていない」 「わがまま」 「変な子」 と偏見の目で見られ、ちょっと目を離すと大変な事になっている我が子。

気の休まる時間が無い・・・

当時旦那が学生だった為に、生活費、学費を稼ぐ為にも私は仕事を辞めることが出来なかった・・・

長期休暇をとってたんぽぽ園に通っているひと時が私の心安らぐ時間でした。

たんぽぽ園に通ってくるお母さんたちは、それぞれにいろんな悩みを抱えていましたが、いつも明るく前向きで我が子に向き合っていました。

お母さんたちにいろいろな悩みを打ち明け、相談にのってもらっているうちに、私の気持ちも次第に前向きになっていきました。

《辛いのは私ひとりじゃない!!》 

その思いが私を勇気付けてくれました。

「お母さんが悪いんじゃないよ! 私達といっしょに頑張ろうね!」

先生たちの言葉に涙がでました。

《ああ、私が悪いんじゃないんだ・・・》

ずっと心の中で普通に産んであげられなかった事を詫びていました。

私がちゃんとしていなかったから? ずっと心の中で自分自身を責めていました。

《お母さんが悪いんじゃないよ》

この言葉がどんなに嬉しく、私の心を救ってくれたことか・・・

あの時の感謝の気持ちは今でも忘れません。


 



Posted by ミラクル at 21:21│Comments(0)
 
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