ゆう、幼稚園の頃・・・

ミラクル

2010年03月25日 22:20

昨日の記事からの流れで、ゆうの幼稚園時代にふれてみたいと思います。

ゆうは、市の保育園に障害児枠で加配をつけて通っていました。

そのゆうに幼稚園入学案内のハガキが家に届き、不安を抱えながらも幼稚園の面談へ足を運びました。

不安を抱えていた・・・それは進級にあたっての適正就学で「なぜ養護学校は考えないのか?」と言われていたから・・・

特別支援学校も見学に行きました。 授業風景を見せてもらい、色々説明を受けて来ました。
でも、幼稚部がある場所が限られていた為に、特別支援学校に通わせるなら仕事を辞めるしかありませんでした。
それは生活の為にもできませんでした・・・☆
レベル的にもゆうには微妙なところでした。 

《ゆうの為にもなんとかお兄ちゃんと同じ地域の幼稚園へ通わせたい!》それが強い望みでした。

いざ面談! その時に担当してくださった先生がお兄ちゃんの担任だったきみこ先生。 以前からゆうの事を何かと気にかけていてくれました。

先生に事情を話すと、きみこ先生は他の子の面談を中断して、すぐに園長先生に取り次いでくれました。 
「園長とお話ししておいた方がいいと思うので、お母さんの考えを直接園長へお伝えして!」と言われ、ゆうと一緒に園長室で面談したのです。

その後、園長先生はゆうの受入れをOKしてくれて、きみこ先生と一緒に教育委員会まで掛け合ってくれたのです。
お陰さまで無事に入園する事が決まり、当時主任を務めていたきみこ先生が自ら加配を申し出てくれました。

当時の役員をしていたお母様方は、今でも「あの頃、ゆうくんが泣いたり落ち着かなかったりすると、いつもきみこ先生が手をひいてお散歩したりうさぎ小屋の前でうさぎを見てたりしてたよ。 いつも大変だなぁ~って遠くから見てたよ。」と話してくれます。

小学校入学前には新しい環境に適応するのが苦手なゆうの為に、時々小学校まで遊びに行っては仲良し学級で交流させたり養護の先生と遊んでもらったりと、少しでも小学校への環境を慣らすために努力してくれていました。
お陰さまで、小学生になる頃には小学校にはゆうの事をわかってくれている先生が数名いらっしゃり入学式には「お母さん、何かあったらいつでも相談してくださいね。一緒に頑張りましょうね。」と声をかけてくれました。

小学校へ上がってからは、当時幼稚園の役員だったお母様方が学校でのゆうのフォローをしていてくれていたようです。
これはつい最近知りました。 驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
陰で沢山の人に支えられていた事実を知り、改めて頑張ろうと思いました。

お兄ちゃんがお世話になっていた頃から通算すると、約9年近くもきみこ先生はゆうを見てくれているのです。

ゆうにとっては恩師ですね♪

これからもきみこ先生とのお付き合いは末永く続けて行きたいと思います。 先生、どうもありがとう~♪