これから…

ミラクル

2009年07月09日 00:12

職場にとても気になる行動の人がいます。ある特徴の行動や言動に思い当たる節が…コミュニケーションがなかなかとれません。
みんなで話し合った結果、勉強をしてキチンとした対応をしようと言う事になりましたが、そこで一つ気になる事が…

みんなのネットや本でかき集めた発達障害に関する情報と知識は私を遥に凌いでいます。
でも、それだけで全てを理解出来るなんて勘違いしないで欲しいのです!!
同じ病名でも症状は人それぞれ違う!似てるから同じとは思わないで欲しいのです。

私は、得た情報は可能な限り、必ず実際に見て聞いて確認するようにしています。
私も例外ではありませんが、親はどうしても我が子を過大評価しがちです。
実際にはどうなのか?客観的な判断は必要になると思います。
《我が子はどのくらいのレベルなのか?》
親は把握しなくてはならないと思います。

ブログとか手記とかではどうしてもその人の気持ちに偏りがちですから、それを鵜呑みにして「それが全て正しい!」ではマズいと思うのです。
人それぞれ! あくまでも参考として、自分たちに合った対応を探して欲しいと切に願います。

そんな事があって、久しぶりに「光とともに」を読み返しました。
幼児期から小学校低学年にかけては、ゆうとどうしてもダブってしまい…涙なくしては見れません…
以前も紹介したと思いますが、家族の苦しみや頑張り、周囲になかなか理解してもらえない苦悩がわかりやすく描かれていると思います。
「うん、うん、わかる!うちもそれやってた☆」って頷きながら…どうしても泣けてきます。

沢山の人が自閉症に関して理解してくれるのは嬉しい。
でも、対応は簡単じゃない!
「勉強してわかっているから大丈夫♪」なんて…軽く言わないで…私たちも頑張ってここまで来た!でも、まだまだ手探り状態なんだから…って…
ちょっぴりそんな事を思ってしまいました。