今日、ゆうが涙をこらえて話してくれました。
どうやらお友達とケンカをしたらしいのですが、その内容を聞いてショックをうけました。
ゆうは今演劇を習っています。 今度の舞台では役ももらい、はりきっていると思っていたのに・・・
ゆうは1年生の下級生にどうやら嫌がらせをされているようなのです。
5年生なのに1年生に?!
「悔しくて言い返したいけど、言葉がうまく言えない!! でも、我慢してる! ゆうは舐められているだよ!」だと・・・
どうやって嫌がらせをされるの?と聞いてみると、髪の毛を引っ張られたり嫌なことを言われたりとか・・・
その嫌な言葉とは・・・「この障害ゴリラ!!」だそうです・・・
障害者って言われるって・・・ショックでした☆ その1年生たちにものすごい怒りを感じました!!
なぜそんな差別的な言い方をするの? 障害って・・・障害を持ってたら何が悪いんですか?
なぜ1年生でそんな言葉が出るの? 周りの大人がそんな事を言っているのですか?
人とちょっと違う事が障害なの? それでいじわるをされなきゃいけないのですか?
ゆうはいつも元気いっぱいだから、我慢をしていたなんて知りませんでした。
何故その事が発覚したかと言うと、いつもその子たちからゆうをかばってくれるクラスの女の子がいるらしいのですが、その女の子とケンカをしてひどい事を言ってしまったそうなのです。
ケンカの原因はその女の子にもありますが、先生に呼ばれて注意をされたそうです。
「あの子がいつも1年生たちから守ってくれるから、ゆうは演劇に行けたんだ。 あの子がいなかったら、ゆうはいつもいじめられて行けなくなっていた・・・」と涙をポロポロ。
ひどい事を言ってしまった事を後悔してるんですね。
ゆうは昨日、その女の子からひどい事を言われて、我慢していたそうです。 でも、余りにも頭にきたので、仲良しの男の子にその事を話したら、その友達が怒って女の子に文句を言って・・・それから大ケンカになったそうです。
「クラスではカズマとタクヤがいつもゆうを守ってくれる。劇ではあの子が守ってくれる・・・」ゆうの涙は止まりません。
「ゆうは守ってくれるお友達がいてくれてよかったね。幸せだね♪」と言うと「うん、本当は感謝しなきゃいけないのにケンカした・・・(泣)」
「ちゃんと誤ろうね。」
「うん・・・誤った」
「じゃあ、また仲良くできるね♪」
「うん!」
お母さんは、ゆうはいつも楽しく過ごしていると思っていました。
ゆうが、その小さな胸を痛める出来事に耐えていたなんて、全然知りませんでした・・・
「ねぇ、今度からは嫌な事があったら我慢しないでお母さんにお話ししてね。」と言うと「うん!」と頷いていました。
今回の問題点は、ケンカして上手く言葉が出なくて・・・泣きながら教室を飛び出して行ってしまった事!
いつもそうなのですが、教室から大声で泣きながら飛び出して走って逃げてしまうのです。 危険だし、捜索の為にみんなにも迷惑をかけます。
あと、自分の思った事を相手に上手く伝えきれない。 大人でも難しいんだけど、これもゆうにとって大きな課題です。
学校に呼ばれ、先生に頭をさげ、他の子の親にも迷惑をかけた事を謝罪してゆうを連れて帰ってきました。
誤ることよりも、ゆうの泣いている顔を見ている方がつらかったです(泣)
今度、ゆうをいじめている子を見つけたら、お母さんがメーゴーサーするからね!!
ドッと疲れました☆