初めから期待はしていませんでしたが、「やっぱりね」と思わせるちょっとがっかりな今日の面談。
ゆうが言った「怒られるはず・・・」の話しは宿題についての事!
でも、その前に開口一番、「これは実力テストの結果、こちらは先日行ったテストの結果。 お母さん、ゆうくんはかなりみんなから遅れていますね。」
ほとんど毎年のように聞くそのセリフ! そこで私、表情を変えることなく「あまり良くない点数ですね。遅れているとおっしゃいますが、いったいどれくらいの差がありますか?全然ついて行けないくらいですか?」と聞き返しました。
先生 「全然ダメですね。半分しか点数が取れていません!」(テスト結果を突きつけながらうんざりした表情で)
私 「半分は取れているのですね?! 私たち夫婦の見解からは、半分取れればいいと思っています。」(間をおかずに平然とした態度で)
先生 「親御さんは半分点でもヨシとするのですね? じゃあ、私は無理に頑張らせる事はしません。」(放り投げるような口調)
私 「いいえ。 先生はこれまで通り、他の生徒と同じ様に《もっとガンバレ》と言ってやってください。 親としてはこれくらい出来ればヨシ! でも、先生がこれでいいと言ってしまえば本人は努力をしなくなると思います。 先生にははっぱをかけてもらわないと困りますのでこれからもお願いします。」
先生は少し微笑んで「わかりました。」
次に宿題ノートを目の前に差し出して・・・
先生 「見てください!この汚いノート!! これじゃ見る気もしません!いくら言っても聞かないし・・・どうしましょう?!」 (かなりうんざりしたような顔で投げ捨てるような言い方)
私 「うわぁ、本当に汚いですね。 でも先生、ゆうは部活から帰ってきてから夜遅くまで宿題を頑張っているのですよ。 終わらせきれなかった時には、朝早く起きてやっているんです。 がんばっている事はわかってやってください。」
先生 「でも、部活をやっている子は他にもいます。 みんなちゃんとやってますよ!」 (少し怒り口調)
私 「私も仕事をしてますし、帰ってきてから何かとバタバタしてゆっくり宿題を見てやれないのが現状です。 本人には声かけはしているのですが、やはり早く終わらせたいと思う焦りで字も汚くなってしまうのかもしれません。」
先生 「ゆっくり書けばまだ少しはマシじゃないですか?!」 (少し強めの口調)
私 「そうですね。 しかし、どうしても宿題に取り掛かるのが9時過ぎからなので・・・。 あまり遅い時間になると翌日の事を考えたらどうしても(早く!早く!)と私が急かしてしまうのですよ。」
先生 「それはわかります! でも、キレイに書かせる事は大切なんですよ!!」
私 「この子はこんなに慌てて書いてもかなり時間がかかります。 でも、与えられた課題は確実にこなしているはずです! ゆっくりキレイにと言われると、多分夜中までかかるでしょう。 親としてはそれはあまりさせたくはありません。 さて、どうしましょうか? 先生は宿題の何を重視されますか? キレイに書く事ですか? 課題をこなす事ですか? それとも両方をしろと言いますか? 本当はそれが一番なのですが・・・難しいと思われる場合、私は何を重視してどうやって指導したらいいんでしょうか?」
先生 「じゃあ、1ページだけでもかまいません! キレイに書かせてください!」
私 「キレイにですね! それじゃあ課題をこなせないかも知れませんが・・・?」
先生 「それでもかまいません。 個人差がありますから、その子にあったペースで見て行きましょう。」
私 「わかりました。 キレイに書かせるようにさせます♪」
その他、お友達とふざけるとか喧嘩をするとか・・・「5年生なのに中身は保育園生のままで止まってる」とか(^^;)
ふざける? 授業に支障をきたしているのなら、その子と席を離してください。 喧嘩する? そのお友達とはすぐ仲直りするので、ほっといてもいいですよ。
中身が保育園生? う~ん・・・そう言われてもね~☆ もともと精神年齢は2歳近く遅れているんだから、幼いと感じるのは当然でしょうね。 でもそれって申し送りにちゃんと書いてあるんじゃないの?
なのでニッコリ笑顔で「そうなんです。幼くて・・・♪」と答えておきました。
面談が終わるのをゆうは廊下で待っていました。
「お母さん、怒られた?」と聞いてくるゆうは何故か笑顔♪
「い~っぱい怒られたさ~!!」と大げさに怒って見せると、ゆうもお友達もキャッキャッと楽しそうに笑いました。
怒るわけないじゃん! ゆうが頑張っている事はお母さんが一番よくわかっているから(*^^*)
ゆうには《ノートをキレイに書きましょう!》を強く約束させ、宿題も出来るだけ早めに取り掛かるように言い聞かせました。
「どうして怒られるってわかった?」とゆうに聞くと「だって先生がこんなノートどうしようもない!見たくもない!って言ってたから・・・」だって☆
あきれました。 先生、子どもに面と向かってそんな事言ったんですか?
ゆうにはフォロー入れときましたけど、わかってないな~とつくづく感じました。 まぁ、やるだけやってみます。
ゆうのお友達が「ゆうのお母さんって優しそうだな。」って言っていたらしく、それをゆうが嬉しそうに話してくれました。
「ホントは怖いけどね♪」って・・・
ゆう・・・お母さんはゆうが笑顔でいてくれるのが一番嬉しいです。 ゆうが1年間、今のクラスで楽しく過ごせるようにお母さんも関わっていくからね♪