先日、長男(中学生)の進路説明会があり、学校へ行きました。
そこで、偶然ばったりと友人のアイさんと会いました。 彼女の息子さんとは小学校からずっと一緒でした。
彼女の息子さんは《ADHD》
小学校4年生の頃にそう診断されて、その頃に彼女の友人の紹介で私たちは出会いました。
今までずっと普通と思って暮らしていたアイさんと息子さん。 でも、いつもクラスメートとのトラブルが絶えません。 お勉強にもついていけません。 どうしてよいかわからずにずっと悩んでいた彼女・・・。
やっと自分の息子がADHDだと言う事がわかった彼女は一生懸命にADHDについて勉強していました。
しかし、いわゆる普通に見える息子さん。 わがままで自分勝手な子と見られ、家庭に問題があると常に母親が学校に呼び出されていたあの頃。
上手く先生たちに伝わらない! どうやって接してよいかわからない! そんな悩みを抱えていた彼女に会って話しを聞いてやって欲しいと私は紹介されたのでした。
担任の先生とのいざこざ。 クラスメートからのいじめ。 さまざまな問題がアイさんたち家族に降りかかりました。
それでも彼女は息子のために頑張っていました・・・
中学に進学して、新しい環境ではりきっていた息子さん。 「学校が楽しいみたいよ♪」って言ってたのに・・・
久しぶりに会った彼女はすごくビクビクしていました。 同級生やその保護者と顔を合わせる度に私の後ろに身を隠そうとする彼女。
「いったいどうしたの?」と聞くと、中学に入ってからも同級生とのトラブルが耐えないとか・・・。
2~3ヶ月に一度は学校に呼び出されて頭を下げる生活を送っていたようです。 だから、見覚えのある顔を見かけると(トラブった子かしら?)と不安になるそうです。
てっきり楽しい学校生活を送っていると思っていたのに・・・
しかも、反抗期と言う事もあって、息子さんとのコミュニケーションもなかなか取れない状況みたいで、「どうしたらいいんだろうね?」と涙ぐむ彼女を見ていたら、こっちまで胸が痛くなりました。
なんとかしてあげたい! でも、何をしてあげたらよいのかわからない・・・。 すごく悲しい・・・。
とにかく、中学では特別支援の対応はどうなっているのかを調べておかなくては!!
ゆうも再来年には中学に進学するのだから他人事ではありません!
普通に学校に通う・・・そのことがこんなにも難しいなんて・・・
ダイちゃんママやアイさんの様に、涙を流す母親たちが居なくなる世の中になりますように・・・